モリちゃん漫画 vol.018
ダイエット後、気になるのが「リバウンド」ですよね。実は、人によってリバウンドしやすい原因が違うのをご存知ですか?今回の特集では、リバウンドのタイプ別の原因と対策を解説。あなたにあった方法で体型キープを目指しましょう。
リバウンドの原因は3タイプ!?
夏に向けてダイエットに成功したものの、「気づいたら元に戻ってしまっていた」「前より太ってしまった」という経験はありませんか?これを「リバウンド」といいます。リバウンドは、私たちの体が命を守ろうとする機能が深く関わっているため、誰でも起こる可能性があります。
とはいえ、リバウンドには原因によって3つのタイプがあります。まずは、下のチェックリストであなたがリバウンドしやすい原因をチェックして、リバウンドしないための効果的な方法で体型をキープを目指しましょう。
脂肪溜め込みタイプ
このタイプは、ホメオスタシスの働きで脂肪を溜め込みやすくなっているかもしれません。
ホメオスタシスとは、体の状態を一定に保とうとする体本来の機能のことです。例えば、飢餓状態に陥ると体が生命の危機を察知し、少ない食料からエネルギーを脂肪として蓄えて危機を回避しようとします。
実は、ダイエットで体重減少が続いたときもこの機能が働いて、脂肪を溜め込みやすい体になっているのです。そのため、目標達成直後に食事を元に戻すと脂肪が一気に増えてしまいます。
それを防ぐには、スムーズにホメオスタシスの働きを抑えること。その方法が、食事のバランスを整えて、1ヶ月ほどかけて元の食事に戻していく方法です。
基礎代謝低下タイプ
このタイプのあなたは、ホメオスタシスの働きで、基礎代謝(じっとしていても消費されるエネルギー)が低下しているかもしれません。
ホメオスタシスには、体重減少を食い止めるため、なるべくエネルギーを消費しないよう、基礎代謝によるエネルギー消費量を抑える働きもあり、ダイエット中は基礎代謝が低下しがちです。
さらに、ダイエット中は筋肉量が減りやすく、筋肉量が減ると基礎代謝が低下するため、リバウンドしやすくなってしまいます。
基礎代謝を上げるためには、筋肉を増やすことが効果的です。効果的に筋肉量を増やすためには、食事内容を見直して筋肉のもとになるたんぱく質を増やし、筋肉トレーニングを取り入れましょう。
満腹感低下タイプ
このタイプのあなたは、満腹感を司るレプチンの分泌量が減って、満腹感を得にくくなっているかもしれません。
食事をするとレプチンと呼ばれている物質が分泌され、脳にある満腹中枢が刺激されることで、お腹がいっぱいになったと感じます。
ところが、ダイエットで食べる量や噛む回数が減ると、レプチンの分泌量が減って満腹感が得にくくなります。そのため、気づかないうちに食べる量が増えてしまい、リバウンドしやすくなってしまうのです。