モリちゃん漫画 vol.022
冬はもともと運動不足や水分不足が原因で便秘になりやすい季節ですが、今年は意外な理由で腸の不調に悩む人が増えているようです。
腸の不調とストレスには、深い関係があることをご存知ですか?
ストレスが溜まると腸の活動が乱れ、長くつらい「ストレス便秘」を引き起こす原因に…。
腸の不調、
日頃の溜まったストレスが原因かも!?
最近、外出自粛による巣ごもり生活や在宅勤務などが続き、知らず知らずのうちにストレスを抱えている方が増えています。不安や悩み、ストレスを感じて、急にお腹の調子が悪くなったという方もいるのではないでしょうか。
実は、「腸」はストレスの影響を受けやすい臓器で、ちょっとした変化にも敏感に反応して、便秘などの不調を引き起こしてしまうんです。「最近、急に便秘がちになってきた…」という方は、「腸」がストレスの影響を受けているかもしれません。
ストレスが招く腸トラブルの悪循環
何日も便秘やお腹の不調が続くと、なんとなく体調が悪くなり、気分もスッキリしないもの。そのことが原因となって、さらにストレスを抱え込むと、ガンコな便秘からますます抜け出せなくなってしまうという腸トラブルの悪循環に陥ってしまいます。
「ストレス便秘」の気になる特徴
「ストレス便秘」は、繊細で心配性な方や、女性がなりやすく、お腹の張りや痛み、コロコロした便が続くといった特徴があります。また便秘以外にも、体臭や口臭の原因になったり、下半身に脂肪がつきやすくなったり、肌荒れを引き起こしたりと、体に様々な不調が現れることもあります。
お腹の不調を予防・改善するには、ストレスを溜めないことが一番です。悪循環を断ち切るためにも、日頃から積極的にストレスを発散するように心がけましょう。
知ってましたか?
幸せは「腸」からやってくる!?
「腸」が、私たちの幸せをコントロールしていることをご存知ですか?
私たちの幸せや愛情に関わる物質に、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」があります。この物質、実は9割が腸で作られているといわれているんです。
「セロトニン」には、腸の運動を活発にしたり、心を前向きにする働きがあります。また、緊張や不安をもたらす物質「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」の暴走を抑えてくれます。
私たちの幸せには、健康な腸が大きく関係しているので、腸を健康な状態に保つのは、とても大切なことなのです。